大学過去問

【大学過去問解説】佐賀大学2019年英語 前期【本番で7割取る】

こんにちは!はらじょです。

本記事の対象読者は下記のとおりです。

  • 佐賀大学受験者
  • 2次試験では7割取れば合格できる人

大学の過去問を解いていて、あなたはこのように思ったことはないでしょうか?

「佐賀大学2次試験の過去問解いて解答見たけど、満点の解答過ぎて参考にならない。2次試験は7割取れれば合格できるから、そのための解答の作り方を知りたい!」

 

 

この悩みにお答えし、佐賀大学2019前期試験の英語過去問を「手が届きやすく7割取れる」という観点で解答・解説していきます。

実際、私の生徒で佐賀大学教育学部に合格した生徒もいます。
すなわち、今から解説する解き方で合格実績ありますので、安心して聞いてください(笑)

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試験時間:100分
大問数:4

 

大問1

解説動画

大問1を解説しています。
1.5倍速くらいでみるとちょうどいいです。

 

解答のポイント

①要約では、文章の重要度を理解する。Not onlyやButの前は解答不要。

 

7割狙いの解答例

(A) 教育のポイントは若者を良い市民にすることであるため高校生のボランティア活動に賛成である。教育の本質は心である。当たり前と認識してしまっている彼ら自身の幸運に感謝することを、ボランティア経験は教えてくれる。その経験は一生ものである。(116文字)

(B) 教育の時間は学習に費やされなければならず、高校生は十分な勉強時間を与えらなければならない。もし高校生が良い学習習慣を身につけなければ、人生において大きなハンデになりうる。長期目線を失ってはならず、知識の獲得は学習の重要事項である。(115文字)

 

解答解説

(A)

教育のポイントは若者を良い市民にすることであるため高校生のボランティア活動に賛成である。

1文目は、文章全体の立場(ここでは賛成)を明らかにしている。問題文に(A)は肯定意見と記載があるため、軽く触れるだけでよい。2文目が理由の結論であり、(A)を回答する上で最重要文であるため必ず解答に盛り込む。

The point of education is to prepare young people to be good citizens.
キーワード  prepare ~ to – : ~が-することの準備をする。

 

教育の本質は心である。

【重要】Not just the mindは重要度低い。訳す必要はない。
逆にA true education must teach the heart は重要度高いので解答にいれる。

A true education must teach the heart, not just the mind.

 

当たり前と認識してしまっている彼ら自身の幸運に感謝することを、ボランティア経験は教えてくれる。

【重要】2文になっているが、not only ~ but also – の構文。not onlyにあたる1文目は重要度低い。逆にbut alsoにあたる2文目は重要度が高いので必ず解答に盛り込む。

The experience of volunteering not only teaches young people to be compassionate toward the less fortune. It also enables them to appreciate their own good fortune, which they otherwise might take for granted.

 

その経験は一生ものである。

【重要】howeverに着目、逆説の単語は後半部分が重要文になる。

It seems to me that a large amount of what we are taught in schools is quickly forgotten. Volunteer experiences, however, might stay with us our whole lives.

 

(A) は重要文を見分けるルールに従って仕分けすれば、解答しやすい問題であった。ここでもう一度ルールをまとめる。

  • 1文目・2文目:英語は結論ファーストのため重要度高
  • just:重要度低
  • not only ~ but also -:~は重要度低、-は重要度高
  • however:逆説の後半分は重要度高

 

要約に盛り込むべき重要文を赤字にすると下記の通り

High school students should absolutely be given opportunities to volunteer, as part of their curriculum. The point of education is to prepare young people to be good citizens. A true education must teach the heart, not just the mind. The experience of volunteering not only teaches young people to be compassionate toward the less fortune. It also enables them to appreciate their own good fortune, which they otherwise might take for granted. It seems to me that a large amount of what we are taught in schools is quickly forgotten. Volunteer experiences, however, might stay with us our whole lives. To me, that is what education is really all about.

 

(B)

教育の時間は学習に費やされなければならず、高校生は十分な勉強時間を与えらなければならない。

【重要】Of courseのあとは、筆者が常識だと考えているところであり主張の前置きにあたるので重要度は低い。逆説Nevertheless のあとが重要文である。

Of course it can be a valuable experience, and of course it benefits people in need. Nevertheless, education time must be spent on learning, and high school students must be given ample time for studying.

 

もし高校生が良い学習習慣を身につけなければ、人生において大きなハンデになりうる。

「教育の時間は学習に費やされなければならず、高校生は十分な勉強時間を与えらなければならないため、高校生のボランティア活動に反対である。」の理由であるので解答に盛り込みたい。

If high school students don’t acquire excellent study habits, it can be a huge disadvantage to them throughout their whole lives.

 

長期目線を失ってはならず、知識の獲得は学習の重要事項である。

【重要】Howeverの前は、筆者が意見を述べる前の前置き(反対意見への理解)を示しているだけなので重要度は低い。逆にHoweverなどの逆説の後半分は重要。解答に盛り込む。

Some students will surely want to volunteer, and that is a good thing. However, the big picture must not be lost, and that is the importance of learning, studying, and the acquisition of knowledge.

 

(B) も重要文を見分けるルールに従って仕分けすれば、解答しやすい問題であった。ここでもう一度ルールをまとめる。

  • Of course:重要度低
  • Nevertheless:逆説の後は重要度高
  • 主張の理由:重要度高
  • however:逆説の後は重要度高

要約に盛り込むべき重要文を赤字にすると下記の通り

I don’t feel that requiring high school students to perform volunteer activities enhances their education, frankly. Of course it can be a valuable experience, and of course it benefits people in need. Nevertheless, education time must be spent on learning, and high school students must be given ample time for studying. If high school students don’t acquire excellent study habits, it can be a huge disadvantage to them throughout their whole lives. Some students will surely want to volunteer, and that is a good thing. However, the big picture must not be lost, and that is the importance of learning, studying, and the acquisition of knowledge. That is the purpose of high school, after all.

 

大問2

解答例

(1)
修正前:No, but I will recommend you to this Chinese restaurant.
修正後:No, but I will recommend this Chinese restaurant to you.

(2)
修正前:One person costs 6,000 yen.
修正後:It costs 6,000 yen per person

 

解答解説

(1)「recommend A to B」 だと「AをBに推薦する」という意味になってしまうので不適切。AとBを入れ替えたい。

(2) 人間一人が6,000円になってしまうので不適切。怖い(笑)

 

大問3

解説動画

大問3を解説しています。
1.5倍速くらいでみるとちょうどいいです。

 

解答のポイント

①「300字もかかないといけない!」と構える必要はない。各段落の重要文を丁寧に訳してあげれば合格点に達する。

② 英語は結論ファーストなので、各段落の1文目には注目し、解答に盛り込む。

 

7割狙いの解答例(数字は段落番号、見やすさのために改行していますが、実際の試験ではつなげて書いて構いません。)

①他者が言いたいことを解釈する学習は難しい。なぜなら人が使う表現の形によって意味を解釈することを私たちは早くに学ぶが、誤解の余地が大きいからである。

社会的に適切なメッセージを使い理解する必要があるときの1つの例は、Noという時である。多くの言語や社会では、人は普通Noと直接言わず拒否を表現する遠回しな言い方を使う。母語でない人はその表現がなされていることを理解する必要がある。

③他の誤解の例は誰が会話を始めるかについてである。いくつかのアジア圏の言語では、子供は大人と話すときに話しかけられないと会話を始めない。一方でアメリカの子供は自由または進んで大人に話しかける。

④外国語学習者は自身の適切な表現方法について気を付けるべきである。母語の話者と上手く意思疎通ができない場合は、多くの場合表現の仕方が不適切である。(349文字)

 

解答解説

○基本、各段落の重要文を丁寧に日本語にしてあげれば7割の解答になる。繰り返しだが、英語の文章は結論から先に書く場合が多いので(特に大学受験にでてくるようなかためな文章では)、1文目が重要文である場合がほとんどである。

読んでいるときに文章の構成が下記のようになっていることに気づきたい。

1段落:主張
2段落:例①
3段落:例②
4段落:まとめ

 

①他者が言いたいことを解釈する学習は難しい。なぜなら人が使う表現の形によって意味を解釈することを私たちは早くに学ぶが、誤解の余地が大きいからである。

文章の最初の文は重要である場合が多い。さらに今回のように、1文目から主張・2文目にその理由がくる場合はかならず解答に盛り込む必要がある。

✓文の構造

 

②社会的に適切なメッセージを使い理解する必要があるときの1つの例は、Noという時である。多くの言語や社会では、人は普通Noと直接言わず拒否を表現する遠回しな言い方を使う。母語でない人はその表現がなされていることを理解する必要がある。

誤解が生まれるときの例1つ目が記載してある。
第2段落の最初から段落中ほどの「For example」までが重要文。For example以下は具体例であるので解答には不要。

✓文の構造

 

③他の誤解の例は誰が会話を始めるかについてである。いくつかのアジア圏の言語では、子供は大人と話すときに話しかけられないと会話を始めない。一方でアメリカの子供は自由または進んで大人に話しかける。

誤解が生まれるときの例2つ目が記載してある。
In contractに注目。何と何を比べているのか意識しながら解答する。

✓文の構造

 

④外国語学習者は自身の適切な表現方法について気を付けるべきである。母語の話者と上手く意思疎通ができない場合は、多くの場合表現の仕方が不適切である。

まとめの段落であるため必ず解答に盛り込む。
筆者の主張は「言語の正しさだけでなく、文化や表現なども理解しないと誤解を生む」である。最終段落では、その誤解を防ぐためにはどうすればよいかが記載してある。

✓文の構造


 

大問4

解答のポイント

①50文字と短いので表から読み取れる事実を書いていけばよい。

 

7割狙いの解答例

Over half of surveyed Japanese young people who is from 13 to 29 years old aren’t satisfied with themselves. In contract, over half of those in other countries are. Moreover, the number of these Japanese people who answered “agree” in this survey is much less than those in other countries. (50文字)