【失敗談】東大教育学研究科 不合格体験記【悔しい】
長らくブログ更新できていませんでしたが、実は、大学院を受験していました!
受験した大学は、
東京大学大学院 教育学研究科の修士課程です。
結果は、下記の通り。
2次試験(面接) 不合格
自分なりに学習計画を立て、働きながら半年間勉強を続けてきたので、悔しい気持ちでいっぱいです。
今回は、私の東大教育学研究科の不合格体験記を書いていきたいと思います。
教育学に興味がある人、大学院をこれから受験する人はぜひ読んでください^^
東大教育大学院を目指した理由
なぜ、教育学大学院を受験したのか。
それは、人生の夢である「九州で塾を開く」を現実にするためです。
私にとって、大学院進学には2つの利点があります。
- ✓ 教育学を理解することで、理論をもとに指導ができる
- ✓「教育学を専攻した人」としてブランドを構築できる
塾を開くのに資格は必要ありません。
ただ、発達科学や学習心理学など理解しておくことで、経験則だけに頼らない教育を施すことができると考えています。
教育は、結果が出るまでに時間がかかります。
だからこそ、正しい理論に基づいて、その状況でベストな指導法を構築できることは、学習者との信頼関係を作るうえで最も大事だと考えています。
また、教育学を専攻したことを示せば、子どもやその保護者も安心できる学び場になります。
ブランディングは必須ではなく、信頼関係は日々やり取りをする中で生まれるものだとは思いますが、他塾と差別化するうえでも証明として大学院の修了書は効果が高いと信じています。
上記2つの理由から、東大の教育学研究所の受験を決意しました。
受験勉強
ここでは、私が行った受験対策を書いていきます。
のちに対策内容については詳しく書くと思うので、ここでは触りだけ。
志望コースまで明かすと身バレしてしまいそうなので、教育学研究科共通の対策内容を書いていきます。
東大教育学研究科の修士課程の入試で準備が必要な項目は、共通して次の4つです。
①研究計画書
②専門科目
③英語
④面接
1つずつ説明していきます。
①研究計画書
2024年度入試では、2023/7/14までに他の出願書類と共に提出が求められます。
これまで取り組んできたことを4000字、大学院で研究したいことを4000字にまとめます。
この研究計画書のサンプル本を読んで、1か月ほどで書き上げました。
②専門科目
学部は教育学部ではなかったので、一番対策に時間がかかりました。
次の順に対策していくと良いです。
- 1.過去問を取り寄せる
- 2.過去問を見ながら答えを作成していく
- ⇡と並行して志望コースの先生の著書を読む
裏技ですが、過去問をそのままchatGPTにいれて、答えを作成してもらったり、自分の解答を添削してもらったりしていました。
たまに的外れな解答が返ってくるときもありますが、それはそれで自分の目が養われるので、やってみてよいと思います!
③英語
次の3つをやっておけば、本番点数が取れます。
2024年度入試は、英和辞書の持ち込み可でした。
英単語
この英単語帳の1~300までを3周くらいしました。
院単
過去問演習
過去5年分の過去問を解き、chatGPTに添削してもらっていました。
GPTは、解答のない大学院入試で力強い味方なので、絶対に活用すべきです。
塾の英語授業
昴で英語の授業を取っていたので、8~9月にかけて、毎週問題演習と添削を行ってもらいました。
院試のプロから添削を受けて、解答の作成方法が分かるのでおすすめです・
④面接
統計的手法を用いる研究内容だったため、統計手法について突っ込まれるのかと思い、そこの対策をメインでしていました。
しかし、本番では1つも統計に関する質問はなく、これが不合格の一番大きな理由となったと思います。
面接練習も十分にできていませんでした。
東大教育の面接は、平気で半分くらい落ちるので、気合入れて対策したほうがいいです。
試験当日
1次試験
前日はサウナとマッサージに行き、リラックスして受験できました。
英語も専門科目も出来は良かったと思います。
詳しい流れは、のちにブログにします。
2次試験
2024年度入試では、zoomでの実施でした。
受験番号順にzoomの部屋に呼ばれるのですが、待ち時間がすごく長い..
9:45くらいにzoomの控室に入って、結局呼ばれたのは13:30でしたね。
受験番号が後半の人は、いかに集中力を維持できるかが勝負となりそうです。
結果発表
1次試験、2次試験ともに合格発表は教育学研究科のHPで行われます。
私のコースだと、
・1次試験:14/21人通過
・2次試験: 5/14人合格
私自身は、2次試験で不合格という結果でした。
2次試験の結果は、会社の外に出てスマホで見たのですが、涙がこぼれて席に戻るのに時間がかかりました泣
敗因
私の敗因は、研究計画を詰めれていなかったことです。
大学院は研究を行う場ですので、学力の証明は足きりでしかなく、力の比重を完全に誤りました。
研究計画を立てる前に、志望コースの先生の研究を熟知し、自分のやりたい研究がそれに沿ったものであるかを確認して執筆に入りましょう!
合否が決まるのは筆記ではなく、面接の出来に左右されることを念頭に置き、自分の言葉で研究計画を話せるところまで訓練しておくべきです。
来年度の豊富
来年も、東京大学大学院 教育学研究科に挑戦するつもりです!
受かるまで受験できることが社会人受験生の1つの強みでもあると思うので、悔しい思いを胸に何度でも立ち上がります!
このブログを読んでくださった皆さんも、ともに頑張りましょう!